スパイクコースを打ち分けられる3つの腕の振り方
こんにちは!
バレーボール瞬達塾の川端健太です!
私が指導してるチームでは、緊急事態宣言で練習がなくなったチームが多く、またもや指導する回数が減ってしまいました。
今日は、スパイクコース打ち分け3つの腕の振り方 を覚える方法を シェアしますね!
今から紹介する方法を実践すると、
- アタックでいろんなトスを打てるようになる
- 相手ブロッカーの裏をかくことができる
- ブロッカーだけでなくレシーバーまでも裏をかくことができる
以上のことが起きるので、スパイク決定率をアップしたいと思ってる方は最後までお読みください。
スパイクには3つの打ち方がある
スパイクの打ち方には、
- 胸が向いてる方向に打つ
- 胸が向いている右側に打つ
- 胸が向いている左の方向に打つ
この3種類があります。
胸の正面に打つのは、一般的な打ち方になりますよね。
胸が向いてる方向ばかりにスパイクを打っていると、ブロッカーに打つコースを読まれやすくなります。
そのため、ブロックされる可能性が高くなってしまいます。
なので、 胸が向いてる方向以外にも打てるようになると、スパイク決定率は上がっていきますよ!
ですから、 今から紹介する2つの腕の振り方は練習に取り入れることをお勧めします。
左右に打ち分ける練習方法
では、具体的に練習方法を説明させていただきますね。
先ほど説明した、胸が向いてる方向の左右に打ち分ける練習方法になります。
これらを練習するためには三つのステップで練習をしてみてください。
- 打ちつけで実践する
- 打ち付けでジャンプして実践する。
- スパイク練習で実践する。
この3ステップで、行ってみてください。
「STEP1 の打ちつけから実践する」を、少し細かく説明させて頂きますね!
打ち付けの練習方法
バスをやる前に、打ち付けをやってるチームは多いかと思います。
やってないチームもあるかもしれませんが。
その打ちつけの時には、おそらく胸をパスしている相手の方を向けてボールを打っていると思います。
それを、3種類練習して欲しいんです。
ボールを落とす位置は、相手と自分の真ん中あたりにボールが落ちるように打ってください。
下に打ちつける選手が多いですが、試合のときにそれほど鋭角にスパイクを打つことはほぼありません。
ですから、相手と自分の真ん中辺りに打つことをお勧めします。
ジャンプをしないで打ちつけが終わったら、今度は 「STEP 2のジャンプをして打ちつける」で実践をしてください。
ジャンプすること以外は、基本的にジャンプしないで行う打ちつけと変わりません。
ジャンプして打ちつけが終わったら、「STEP3のスパイク練習」で実践をしてみてください。
スパイクを打つポジションは、どこからでも構いません。
まず、レフトのポジションから打つ場合で説明します。
- レフトからクロスに打つときは、胸をクロスの方向に向けて打つ
胸を相手コートの 角に向けて胸の右側に向かって打ちます。 - ストレートを打つ時は、ストレートの方向に胸を向けて打つ
相手側のコートの角に胸を向けてストレートを打ちます。
こういう風に練習してみてください。
この時も、できる限り下に打ちつけないように、長いスパイクを心がけるように伝えてみてください。
どうやって打てばいいのか?
胸が向いている方向より、右側に打つ場合から説明させていただきます。
- 両手または片手でボールを持ちます。
- 相手が自分の右斜め45度の方向になるように向きを変えます。
- トスを右肩よりボール1個分ほど右側に来るようにトスを上げます。
- 胸はボールとは違う方向を向けながらボールの左側をパンと打ってください。
以上のSTEP1からSTEP4を繰り返します。
腕を振り抜く方向ですが、
- ボールを押すようなイメージ(サーブのように打つ場合)
- わざとシュート回転をかけて打つ
場合があります
ある程度、強いスパイクが打てるようでしたら、シュート回転をかけるのもいいと思います。
が、まずは、基本通りボールを押すような感覚でボールを打ってみてください
細い腕の振り方は、とても文章では説明できないので、 YouTube などで選手の腕の振りを見ることをお勧めします。
次に、胸が向いてる方向の左側に打つ場合を説明させていただきます。
- 両手または片手でボールを持ちます
- 相手が自分の左斜め45度の方向になるように向きます。
- 左肩よりややボール一個分ほど左側にトスを上げます。
- ボールの右側を強く打ちます
これも、ボールを押すような感覚で打ってください。
応用編として、ボールの右上を打つような感じに打ち、カーブをかけることもあります。
これは、 レフト側からストレートを打ってワンタッチを取る時に使ったりしますし、ライト側からインナーに打てるようになる打ち方でもあります。
基本は、ボールをまっすぐ押すことが基本なので、まずは基本をしっかりと覚えてください
一時期このカーブをかけるっていうのに、私が凝っていた時期があったんです。
カーブをかなり打ってたので、まっすぐ打つスパイクの時に、腕がまっすぐ振れなくなってしまいました。
ですから、あまりたくさんの数を打つことはやめたほうがいいと思います
どのぐらいの割合で 打てばいいのか?
これは、難しい質問になります。
6割ほど胸が向いてる方向に打ち、3割ほど胸が向いている左側に移打つ
あと1割ほど胸が向いてる右側に打つ割合で、いいのではないかと思ってます。
これは、選手のレベルによって、胸が向いてる方向に打つ割合が決まってくると思います。
まだ、バレーボールを始めたばかりの選手であれば、胸が向いてる方向ばかりに打つ練習の方がいいと思います。
100%ではありませんけど ね。
高校大学と進んでいくに連れて、胸が向いてる方向に打つ割合がを減らしていったほうがいいと思います。
これは私の考えなので、選手に考えさせてみると良いと思います。
まとめ
以上が、スパイクコースを打ち分けるための三つの腕の振り方の練習方法の説明でした。
まとめると、打ちつけ→ジャンプしての打ちつけ→スパイク練習で胸が向いてる正面・右・左と打ち分ける練習をする。
という話を聞いてもらいました。
スパイクは、技があるほうが決まりやすくなりますので、次の練習の時から実践してみることをお勧めします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんのスパイク決定率がドンドンアップしますように!!
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日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。
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