【バレーボール】指導者が選手に集中状態でプレーさせる指導方法
こんにちは!川端健太です!
前に集中についてお話をさせていただきました。
【参考記事】バレーボールにおける「集中」とは?
今回は、意識分散状態(雑念状態)についてお話し、指導者が選手に集中状態でプレーさせる指導方法をご紹介しますね!
意識分散状態(雑念状態)とは?
意識分散状態がどんな状態かがわかると、集中状態が分かりやすくなります。
ですから、選手に集中して欲しいと思ってる指導者の方は、最後まで聞いてくださいね。
前回ご紹介したとおり、集中とは「一つの対象物に意識を集めること」というお話でした。
では、その反対とは、「いろんなことに意識が向いてる状態」や「心がモヤモヤ・イライラしてる状態」。
これが、意識分散状態です。
あなたも経験があると思います。
調子が悪いとき・調子が悪くなっていくときは、いろんなことを考えちゃいませんか?
- 「こうやってやったほうがいいかな?」
- 「こうかな?」
- 「これは違うな」
- 「なんでできないんだろう?」
と、いろんなことを考えてしまいます。
この頭の中でのおしゃべりのことをセルフトークと言います。
セルフトークとは?
セルフトークには、意思を持って考える場合と意思とは関係なく浮かんできてしまう場合があります。
意識分散状態のときには、セルフトークが頭の中を占領している状態ですね。
集中状態のときは、考えるべきことを考えているだけ。
モヤモヤもイライラもしてません。
「考えてプレーしろ」とよく言われています。
この言葉どおりに、考えてプレーしてしまうと意識分散状態になってしまう可能性が高いです。
なぜならば、セルフトークで頭がいっぱいになってる状態は意識分散状態なのです。
「でも、全く考えなければうまくならないのでは?」と思う方が見えるでしょう。
もちろんです!
ここから重要なお話をしますね!
よーく聞いてください。
選手に集中状態でプレーさせる指導方法
考え事をしながら、またはモヤモヤ・イライラしながらプレーするのが「意識分散状態でプレーしている状態」です。
考え終わってから、ボールなど意識を集める対象物に意識を集めてプレーしているのが「集中状態でプレーしている状態」です。
この【考えながら】と【考えてから】 は言葉は似てますが、結果は大きく違います。
選手には、「考えながらプレーするのはだめだよ。考えてから、ボールに集中してプレーしよう」と伝えてみてください!
ちなみに、考えるのは「構えるまで」ですね。
サーブ・ブロック・スパイク・レシーブそれぞれ構えというのがあります。
その構えるまでに考え事は終わらせる。
そして、気持ちもすっきりさせる。
その状態でプレーすると集中状態でプレーしていることになるので、選手たちは瞬達していきます!
「考えながらプレーする」のと「考えてからプレーする」の違いを選手に伝えてもらえると嬉しいです。
まとめ
今回は、意識分散状態(雑念状態)についてお話し、指導者が選手に集中状態でプレーさせる指導方法についてご紹介しました。
集中状態でプレーさせるためには、選手に「考えながらプレーするのはだめだよ。考えてから、ボールに集中してプレーしよう」と伝えるということでした。
あなたの教え子さんが瞬達しますように!!
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日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。
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