バレーボール選手を指導する際に、使い分けたい2種類のフィードバックとは?
こんにちは!
バレーボール瞬達塾の川端健太です。
先日から、選手を瞬達させる3ステップについて読んでもらってます。
前々回が、観察する。
前回が、指導する。
について、簡単に説明をさせていただきました。
私の説明は、うまく伝わっているでしょうか?
日本語が下手なのでちょっと心配です。
今日は、 ステップ3の「フィードバックする」について説明を読んでもらいます。
目次
フィードバックの種類
フィードバックはどうすればいいかを説明する前に、フィードバックには種類があります。
まず、どんな種類があるかを読んでください。
フィードバックには
- 情報フィードバック
- 評価フィードバック
があります。
情報フィードバックとは、できたかどうかを伝えるフィードバックです。
評価フィードバックは 、そのプレーに対しての評価を伝えるフィードバックです。
具体的には、
- すごいね!
- よくできたね
- かっこいい
など、褒める言葉がこれにあたります。
褒めるの反対である叱ったりけなしたりするのも、評価フィードバックに入ります。
が、 今回は、ほめるだけを説明させていただきます。
なぜ、ほめるだけを説明するのか?
それは 、しかったりけなしたりすることで、選手に叱られたプレイをしたくないという感情が生まれてしまうことがあるからです。
また、そのプレイだけをけなされたと感じられなくなり、やる気を失い、バレーボールをやめてしまうことがあるからです。
このことは、コーチングを勉強された方はご存知ではないでしょうか?
叱らなくてはいけない時も、あると思います。
また、何人もの選手に聴きましたが、ダメな時は叱ってほしいと思ってる選手が多いです。
が、叱るのは難しいです。
ですから、今回は褒めるだけについて説明させていただきます。
話をもどして、今まではフィードバックには、
- 情報フィードバック
- 評価フィードバック
があるという話を読んでもらいました。
情報フィードバックと評価フィードバックをどう使えばいいのか?
情報フィードバック
それは、 情報フィードバックはできたかどうかなので、プレイ後必ず伝えてあげてください。
特に、指導した直後のプレイは、必ず情報フィードバックを行ってください。
そうしないと、選手は自分の動きをすべて感じ取ることができません。
ですから、できていない場合は、どうできていないかがわからないからです。
評価フィードバック
「褒めることもすぐにした方が良いのでは?」と思う方もみえるでしょう。
が、これはしてもしなくても構いません。
評価フィードバックは、選手のやる気を育てるために行うものです。
できたという情報フィードバックを選手に声をかけた場合 、この時点で選手のやる気は上がります。
毎回毎回ほめていると効果がなくなってきます。
毎回褒められてる選手がいるとします。
もし一回でも褒められないと「なんでほめられないんだろう?」と思ってしまいます。
また、褒められることが当たり前になってくると、やる気は育っていきません
全く褒めないと評価してもらえてないと選手は感じやすいので、たまには褒めてあげてください。
ですから、褒めるのはたまにでいいと思います。
では、次にいつフィードバックすればいいのか?
これは、いろんな研究によって意見が分かれます。
私は、 すぐにフィードバックするほうが選手に役に立つと思っています。
つまり、 即時フィードバックすることが選手を瞬達させる。
即時とは、プレーのあと30秒以内ですね。
以上がプレイした後のフィードバックについて読んでもらいました。
簡単にまとめると、
- プレイした後、即時フィードバックをする
- 情報フィードバックは必ず行い、評価フィードバックたまに行う
このフィードバック法は、バレーボールだけではなく、仕事や勉強などにも活かせます。
よかったら応用して活かしてください。
まとめ
以上で、「選手が瞬発する3ステップ」の簡単な説明を終わります。
いかがだったでしょうか?
あなたのお役に立ちそうですか?
どれも難しいことは伝えていないと思うので、ひとつずつでいいですから、着実に実践をしてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございます!
あなたの教え子さんは瞬達しますように!!
日本福祉大学バレーボール部監督・バレー瞬速上達塾代表最新の「脳科学」と500年の歴史をもつ「古武術」を取り入れた独自のバレーボール指導法が話題になり、わずか2年半で6,000人を超える選手たちを指導。一般的なチームの8割~9割を占める「伸び悩んでしまう選手」をたった「一声」で上達させる手腕は、多くのバレーボール指導者から注目されている。また、自身が代表を務める「バレー瞬速上達塾」は、全国各地でバレーボール教室や指導者向けの講習会を開催。年間100回を超える精力的な活動は、頻繁に地元紙に取り上げられている。
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