他スポーツのトレーニング方法を学んでみよう〜走り高跳び編〜
- 少しでもジャンプをあげる方法を知りたい
その思いから、さまざまなトレーニング方法を模索されていませんか?
今までも、何回かジャンプ力アップのトレーニングを紹介させていただきました。
今回は、走り高跳びの選手がやっているトレーニング方法でいいなと思ったのがあるので、是非参考にしてみてください。
なぜ走り高跳びを参考にするのか?
なぜなら、数あるスポーツの中でも走り高跳びは、高く跳びことだけを追い求める究極のスポーツだからです。
走り高跳びは、陸上競技の跳躍競技に属する種目です。
助走から着地までのムダを削ぎ落とし、体ひとつで「高く」跳ばなくてはなりません。
バレーの踏み切りまでの流れは
- 助走の勢いを最後の一歩に吸収する
- しっかり沈み込み、下半身にエネルギーを溜める
- ためたエネルギーを上方向に放出する
ですが、これは走り高跳びの選手も共通する流れなんです。
足はかかとから母指球へ接地する
これは、裸足でしたほうが感覚つかみやすいです。
- つま先を進行方向に向けて浮かせる
- かかとから土ふまずを避けるようなイメージで足底を転がすように体重をのせる
- 最後に母指球をつける
- 両足交互に行います
ポイント
このときつま先から母指球へ接地するのではなく、かかとから接地することでグッと力が入ります。
強く地面を踏み込むことで、その反動を利用してより高いジャンプになります。
片足だけでは上手く強い力を乗せることができず、せっかくの高さを活かすことことができないので、両足で地面を踏むようにしましょう。
また、早く踏み切りたいという思いからつま先から接地してしまうと、体が前に移動してエネルギーを殺してしまいます。
踏み切り前の重心を下げる意識をつけよう
バレーの流れ「2.しっかり沈み込み、下半身にエネルギーを溜める」ですが、無意識でできるように意識づけましょう。
- 直立した状態から、腰に手を当てお尻を引くようにして重心を下げます。
- 腰を落としたまま視線を前に向けてリズムよく歩きます。
ポイント
この時も、かかとから母指球への接地を意識していくと、習慣づけることができます。
手をぶらぶらさせながらする方はいないと思いますが、腰に手を当てると骨盤が前傾しているのか分かるので、からだが前かがみになることを防げます。
バレーボールで助走をつけてジャンプする時には、助走を加速させて蓄えたエネルギーを最後の踏み切りで縦方向に放出しなければいけません。
そのため、前方に対してブレーキをかける必要があります。
かかとで地面を踏み込みながら重心を徐々に前方にもってきて、母指球で全てのエネルギーを縦方向に解き放つようにジャンプするようにしましょう。
3歩の助走イメージを掴もう
走り高跳びでは、助走の歩数は9歩から11歩が目安ですが、バレーでは2歩から3歩がほとんどです。
助走が短い分高さを出すことは難しいですが、少ない歩数でジャンプ力を出すため、先ほど紹介したトレーニングをまとめてみました。
- 1歩目は強くキックせず「乗る」ように足を接地させる
- 2歩目でお尻を引くようにして重心を下げる
- 3歩で足をかかとから母指球を接地させ縦方向にジャンプ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレーは、一瞬の判断で高くあげられたボールに助走に入っていくタイミングや、ボールを上手く扱う技術も要求されます。
こういったトレーニングで高さに磨きをかけつつ、バランスよく鍛えていきましょう。
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。バレーボール強育塾では、バレーボール上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。また、バレーボール上達のためのDVD教材の販売も行っております。バレーボールに関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@real-style.co.jp
はじめまして、日曜日を担当する岩越 葵と申します。高校時代にミドルブロッカーとして活動していました。Webライターとして、皆様にバレーボールの面白さを伝えることを目標に執筆していきたいと思います。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら