【バレーボール強育塾】スパイクレシーブの反応を速くするためのコツとは?
以前、レシーブの反応を早くするためのポイントをご紹介したのですが、今回は第二弾です。
前回は、主に相手のスパイカーやセッターの位置でボールの来る場所の予測で反応を早くする紹介をしたのですが、今回はレシーブの構え方などをご紹介します。
反応を早くするとは
スパイクレシーブの反応を早くすると言っても、スパイクには
- 強打
- フェイント
- ワンタッチ
など、色々なシチュエーションでボールが飛んできます。
それに対しての動き出しが、今回は大事になってくると思います。
バレーボールはコンマ何秒の世界なので、動き出しが遅いとコートに落ちてしまいます。
- どうやったら咄嗟に体が動くようになるのか
- どれだけ無駄のない動きができるか
が、重要です。
その時に、レシーブの構え方も考えなくてはいけません。
レシーブの構え方のコツを、いくつがご紹介します。
片足を前に出す
レシーブの時に、両足をそろえて構えている人がいます。
両足をそろえてしまうと、重心が前に出ず、最初の一歩が出るまでに時間がかかってしまいます。
一歩が出ないことを、私たちは「足に根っこが生えてる」などと言っていました。
それに比べて、片足を半歩でも前に出して構えることによって、重心が前後にずらすことが容易になります。
例えば、徒競走などで足を揃えてスタートする人って、あまり見かけないと思います。
前に重心が掛からないからです。
足を前に少しでも出すことで重心を前に出し、動き出しを早くできるイメージを持ちましょう。
レシーブの時に腰を落としすぎない
強打レシーブの時、腰をしっかり落としてボールを受けるとよく教わるのですが、正確に言えば「レシーブを受ける直前に腰をしっかりと落とす」だと私は考えています。
強打を受けるときに腰を落とすことはとても大事ですし、重要なことです。
ですが、動き出しの反応を早くする為の構えとしては、逆効果になってしまいます。
レシーブを受ける前から強打が来ると思い、身構えて腰を落としたレシーブの体制で待ってしまうと、フェイントなどが来た時に反応が一気に遅れてしまいます。
ですが、棒立ちなのも問題なので、最初の構えとしては腰をあまり落としすぎず足がスムーズに動く高さがベストだと思います。
この構えの腰の高さは人それぞれなので、色々構え方を試行錯誤しながら見つけてほしいと思います。
そして、強打が来る瞬間に腰をしっかりと落としてあげれば、強打にも反応できると思います。
腕を前に出しておく
レシーブの構えの時に、腕を引き気味に構える人がいると思います。
それでは、腕を前に出すという動作が増えてしまいます。
その為、反応が遅れてしまいます。
腕を自分の前側に軽く出しておく事が、大事になってきます。
ですが、がっちり腕をレシーブの面を作って出しておくことではないです。
あくまで、軽く自分の体の前に出しておくことです。
腕を出しておくことで、
- 強打の時は「腕をボールに当てるだけ」
- フェイントの時は「足を動かすだけ」
で、レシーブを完結することができます。
まとめ
以上が、スパイクレシーブの反応を早くするコツになります。
些細なポイントですが、これを突き詰めていけば反応速度も変わってくるはずです。
意識しながら、練習に取り組んでもらえればなと思います。
よかったら、ご参考にしてください。
北海道豊富町出身。中学、高校、社会人とバレーボールを続けている。自分のバレーボールの経験を元に初心者でもわかりやすい執筆を心掛けています。
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